「いや、そのりくつはおかしい」は相手の発言が論理的に矛盾している時に使うツッコミフレーズ、およびAA。
いや、そのりくつはおかしいの元ネタ
「いや、そのりくつはおかしい」はマンガ『ドラえもん』においてドラえもんがのび太に対して発したセリフが元ネタになっている。
単行本6巻収録の「夜の世界の王さまだ!」にて、のび太は学校から帰ったら昼寝したり遊んだりテレビ観たりするため勉強する時間がない、と言い訳にならない言い訳をする。論理破綻しているのび太の発言に対し、ドラえもんは冷静に「いや、そのりくつはおかしい」とツッコむというシーンが元ネタ。
2chではAA付きで使われたり「いや、そのりくつはおかしい」のセリフだけが使用されることもあり、論理破綻している理屈や言い訳などに対してツッコミとして使われる。
元ネタのセリフはひらがな表記の「いや、そのりくつはおかしい」だが、「いや、その理屈はおかしい」と「りくつ」を漢字表記して使われることも。
元ネタのやり取りは以下のようなもの
「学校から帰るだろ。つかれているから、昼ねするだろ。
友だちとあそぶと、また、つかれてねるだろ。
夕食のあとは、テレビをみるだろ。
終わるころにはがっくりしてねるだろ。
これじゃ、勉強の時間がないのもあたりまえだ」
と論理破綻した理屈をつらつらと述べるのび氏。
このやり取りには続きがあり、のび氏はさらにこう述べる。
「まあ、まてよ。そこで僕は考えた。
ようするに、ぼくはねすぎる。24時間の半分は、ねてる。
ねてる間は、死んでるのと同じことだ。
もしも、この時間を全部おきて使えたら、
ぼくは2倍生きることになる。
でも、まさかそんな薬ないよねえ。」
とまたもやトンデモ発言をするのび氏。
あるんだ・・・
単行本6巻「夜の世界の王さまだ!」より
ドラえもん (6) (てんとう虫コミックス)